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2002年12月22日(日) 22時22分
今年の人：ＦＢＩ捜査官ローリーさんら３人を選出 米タイム誌（毎日新聞）米誌タイムは２２日、年末恒例の「今年の人」（パーソンズ・オブ・ザ・イヤー）に、米同時多発テロの事前情報が十分捜査されなかったことを米連邦捜査局（ＦＢＩ）長官への書簡で内部告発した捜査官コリーン・ローリーさん（４８）ら、それぞれの所属する組織や企業の問題点を指摘した米国人女性３人を選んだと発表した。 ほかに選ばれたのは、経営破たんした米エネルギー大手エンロンの不正な簿外取引を指摘したシェロン・ワトキンス元副社長（４３）と、米通信大手ワールドコムで監査を担当し、同社の会計不正を内部告発したシンシア・クーパーさん（３８）。 ３人は、自分の職務やプライバシーが犠牲になるのを覚悟で勇気をもって内部告発に踏み切り、真実を語る大切さを身をもって示したことが評価された。 「今年の人」は、その年に最も存在感のある人物として、同誌が１９２７年から発表している。今年は、ブッシュ米大統領やイラクのフセイン大統領、ウサマ・ビンラディン氏などが候補として挙げられていた。 昨年は、テロの救出活動指揮が評価されたジュリアーニ・ニューヨーク市長（当時）が選ばれている。 （共同） ［毎日新聞１２月２２日］ ( 2002-12-22-22:22 ) http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20021223k0000m040083000c.html |