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2002年12月12日(木) 19時15分
ヤミ金融被害で、弁護士が電話相談−−４６人で、１６日から ／埼玉（毎日新聞）埼玉弁護士会の弁護士４６人で構成する「ヤミ金融被害対策弁護団」（中山福二団長）は１６日から、多重債務などの相談を電話で受け付ける。相談があれば、２日以内に弁護士が面接し、業者に督促の中止や不法な利息の返還を求めていくという。県内ではヤミ金融の被害が多発している。今年９月にはさいたま市で、妻の多重債務に悩んで弁護士会の法律相談を受けた夫が、直後に妻を絞殺する事件が起きた。同弁護団は、７日に県内の弁護士有志が集まって結成した。小林哲彦事務局長は「ヤミ金融は業者の特定が難しく、弁護士が受任を敬遠する傾向にある。専門的なノウハウを持った弁護士が救済する必要がある」と話す。 相談は電話０４８・８３６・３４６６で平日の午前１０時〜正午、午後１〜４時に受け付ける。年末年始は２７日〜１月５日が休み。弁護士に依頼する場合に必要な着手金を分割払いにする相談にも応じている。【高島博之】（毎日新聞） |