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2002年12月07日(土) 21時58分
高校卒業名簿悪用、前橋の業者が出会い系サイト督促状(読売新聞)今春の高校卒業生をターゲットに、身に覚えのない出会い系サイトなどの有料電話情報サービス利用料支払いの督促状が送られる問題が全国で相次ぎ、前橋市内の同一業者が少なくとも26道府県の2400人以上に督促状を送付していたことが、7日までの読売新聞社の調査でわかった。送付先は特定の高校の卒業生に集中しており、卒業者名簿が利用されているらしい。高校の中には名簿発行を取りやめたところもある。未成年者を狙った新手の詐欺事件の可能性も出ている。 調査は、各都道府県の消費者相談窓口などに、相談件数や実際に支払った被害者数を聞いた。 その結果、前橋の業者が絡んだ相談は北海道から九州まで及んでおり、最も件数が多かったのは岡山県の325件。次いで福井県283件、富山県243件、和歌山県171件、静岡県156件、徳島県143件、埼玉県128件と続く。 送付時期は9月初旬から11月中旬で、請求額は3万—1万円前後。督促状の文面には「3日以内に指定の銀行口座に振り込まない場合、自宅、勤務先、学校などに担当回収員がうかがう」「3日以上経過した場合、近辺への追跡調査をする」などと、脅迫まがいの文言も書かれていた。 (12月7日21:58) |