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2002年11月28日(木) 21時41分
食の安全や農政のあり方を議論 福知山で「語り合う会」（京都新聞）近畿農政局主催のタウンミーティング「『食』と『農』を語り合う会」が２８日、京都府福知山市篠尾新町のサンプラザ万助で開かれた。福天地方の農業関係者らが集まり、食の安全や農政のあり方について議論した。農林水産省が今年４月に策定した「食と農の再生プラン」の一環で、本年度中に近畿二府四県で６回予定されており、福知山は４カ所目。 会には、農政局職員のほか、農業者や飲食店経営者、消費生活モニターら１６人が出席し、農政担当者や農業委員ら６０人が傍聴した。 農業情勢などの説明があった後、意見交換会に移った。農業者から出された後継者不足や転作、新規就農者が少ない、などの悩みに対し、農政局側は「法人化や集落営農で守ることが必要」「新規就農相談窓口を通して、できるだけ支援する」などと答えた。 消費者側からの「残留農薬はどうか」「食品表示が信用できない」との意見については、「消費者センターなどで検査している」「ＢＳＥ問題の後はリスク管理を徹底するようにしている」と回答するなど、活発に意見交換した。 （京都新聞） |