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2002年11月28日(木) 15時01分
<飲酒運転>2人死なせた男性に懲役9年の最長判決 東京地裁 (毎日新聞) 飲酒運転で2人を死亡させたとして、危険運転致死罪に問われたトラック運転手、吉森弘二被告(30)に対し、東京地裁は28日、懲役9年(求刑・懲役12年)の実刑を言い渡した。村瀬均裁判長は「事故当時、車は凶器と化していた。常軌を逸した悪質な犯行」と厳しく指摘した。危険運転致死罪が01年12月に施行されて以来、懲役9年は最も重い量刑となった。 判決によると、ビール3〜4杯、カップの日本酒6本を飲んだ吉森被告は7月18日、泥酔状態で10トントラックを運転。酒で居眠りしたまま、東京都墨田区江東橋の交差点近くにある中央分離帯に突っ込み、信号待ちの男性2人を即死させた。 吉森被告は、初公判で起訴事実を全面的に認めた。検察側は「19歳の免許取得時から飲酒運転の常習者で悪質」などと主張していた。村瀬裁判長は判決後「ひたすら反省するように」と説諭し、吉森被告は黙ってうなずいた。 危険運転致死罪の最長刑期は15年。業務上過失致死罪(懲役5年以下)では「軽すぎる」という被害者の声を反映して、創設された。 【小林直】 [毎日新聞11月28日] ( 2002-11-28-15:01 ) http://news.lycos.co.jp/society/story.html?q=28mainichiF1128e070&cat=2 |