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2002年11月27日(水) 00時24分
<調査活動費>仙台の元副検事が裏金作り証言 (毎日新聞) 仙台市民オンブズマン(小野寺信一代表)が仙台高・地検の調査活動費(調活費)文書の非開示取り消しを求めた訴訟の口頭弁論が26日、仙台地裁(信濃孝一裁判長)であり、元副検事の高橋徳弘氏(48)が「架空領収書作りなどに関与した」と証言した。 証言によると、高橋氏は仙台高検庶務課にいた83年ごろ、「調査活動費からプール金を作る。秘密にしてほしい」と課長から求められ、架空の署名・なつ印をした領収書30〜50枚を偽造した。プール金の使途は知らされなかったが「課長が『クラブの請求書がきた。検事の飲食代を払わなければ』とぼやいていたので、プール金から出されると思った」という。 また米沢区検副検事だった92年ごろ、区検事務課長が高橋氏の担当事件から「被害者聴取のための出張」名目などでカラの出張旅費を作り、本庁に送ったという。 一方、仙台地検側の反対尋問で高橋氏は「プール金を見たことはない。なぜ自分が領収書偽造の役に選ばれたか分からない」と述べた。 大阪高検元公安部長の三井環被告(58)=懲戒免職、収賄罪などで公判中=も7日、「調活費は全国で100%、裏金に使われていた」と出張尋問で証言している。 【石川貴教】 [毎日新聞11月27日] ( 2002-11-27-00:24 ) http://news.lycos.co.jp/society/story.html?q=27mainichiF1127m144&cat=2 |