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2002年11月26日(火) 11時26分
議会への文書開示請求者の個人情報、市議に配布…仙台（読売新聞）仙台市議会事務局が、同市議会情報公開条例に基づく文書開示請求者の氏名や住所、所属団体などの個人情報を、文書にして市議会各派の代表者に配っていたことが２６日、わかった。仙台市民オンブズマンの庫山恒輔事務局長は「目的外の個人情報漏えいで、開示請求者の権利の侵害だ」と批判している。同議会事務局によると、１９９９年４月の同条例施行以降、議会に開示請求のあった６４件について、職員が開示請求書から氏名などのほか請求案件を転写。開示決定内容を付記して、各会派による任意機関の代表者会議で配った。同事務局は「開示決定についての事後報告で、問題ないと判断した」としている。 同市の個人情報保護条例では、市が収集した個人情報の目的外使用については本人同意などの要件を定めているが、市議会には、この条例は適用されない。 議会への開示請求者の個人情報提示は、青森市や八戸市でも行われていたが、すでに両市とも提示をやめている。（読売新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021126-00000503-yom-soci |