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2002年11月09日(土) 07時07分
誤解与えるチラシ 東北西友に改善を指導 公取委(河北新報)公正取引委員会は8日までに、ちらしに書かれた商品の通常価格が消費者に誤解を与える内容だったとして、スーパーの東北西友(仙台市宮城野区、飯田晴雄社長)に対し、景品表示法に基づき改善を指導した。公取委によると、東北西友は今年5月24—26日、宮城、福島県内の19店を対象にちらしを作成、両県で配布した。その中で一部商品について一律の「通常価格」を記載したが、各店は本社が定めた範囲内の価格であれば、以前から独自に小売価格を設定しており、値引き幅について消費者を誤認させるような表示だったとしている。 実際のちらしでは、例えば缶コーヒーが「通常価格110円が88円」などと記載されたが、以前から通常価格より低く価格を設定していた店もあった。 東北西友は8日、19店に張り出したちらしの中で、公取委の指導を受けたことを公表した。同社は「独自に内部調査を行い、6月以降は二重価格の表示は一切ない。信頼を損ねることがないように再発防止に取り組む」と話している。 [河北新報 2002年11月09日](河北新報) |