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2002年10月18日(金) 00時00分
ワン切り業者、わいせつで初の有罪判決懲役1年−10月、執行猶予3年(ZAKZAK)携帯電話を1度だけ鳴らす「ワン切り」で、折り返しかけてきた相手にわいせつな音声を聞かせたとして、わいせつ物陳列罪に問われた東京都新宿区の会社役員、田中正美被告(27)ら3人に対し、東京地裁は18日、懲役1年−10月、執行猶予3年(いずれも求刑懲役1年)の判決を言い渡した。全国で高額な利用料を請求される被害が相次ぐワン切りをめぐり、田中被告らの事件は初めて摘発されたケースで、ワン切り業者に対する判決は初とみられる。 岡田雄一裁判長は判決理由で「他人の迷惑を顧みずワン切りをした後、電話をかけてきた相手に法外な利用料をしつように要求した。金もうけのためあくどい手段も辞さず、規範意識が欠如している」と述べた。 判決によると、3人は共謀し2月から3月にかけ、田中被告の自宅に設置した装置から不特定多数の携帯電話にワン切りしたり迷惑メールを送るなどし、折り返し電話してきた不特定多数の相手に、わいせつな音声を聞かせた。 田中被告らは、多くのアルバイトを雇って利用料を請求させ、3人で計約3000万円の利益を得ていた。 ZAKZAK 2002/10/18 |