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2002年10月13日(日) 07時20分
「不安あおり献金させた」 熊本市の主婦が統一教会を提訴(熊本日日新聞)病気など家族の窮状を「先祖の因縁」と信じ込ませて不安をあおり、不当に約八百万円を献金させられたとして、熊本市の主婦が世界基督教統一神霊協会(統一教会、本部・東京)などに献金の返還を求める訴えを熊本地裁に起こしたことが、十二日分かった。訴状によると、主婦は夫の体調不良や母親の脳出血などに悩み、昨年十二月、自宅に郵送された無料運勢鑑定に応募。直後に同教会信者が自宅を訪れるようになり、信者は「先祖の徳を使い果たしている」と不安をあおり、同市内の同教会熊本教会と同じビル内にあるカルチャーセンターへの入会を勧めた。 同センターでもカウンセラーが「先祖の苦しみは、病気や事故という形で表れる」などと告げ、今年四月、主婦に計七百九十四万円を献金させた。 これらの行為は「献金すれば窮状が救われると信じ込ませて多額の金を教会関連組織に献金させるのが目的で、不法行為に当たる」としている。 原告代理人によると、同市内の別の女性も「同センターで同様の被害を受けた」として、十月中に追加提訴する予定。 提訴に対し、統一教会広報部は「すでに裁判が始まっており、法廷の場で当法人の立場を明らかにしたい」とコメントしている。 http://kumanichi.com/news/local/main/200210/20021013000031.htm |