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2002年10月09日(水) 20時42分
＜電気温水器＞割引制度適用漏れ、取り過ぎ料金５億７千万円（毎日新聞）経済産業省・資源エネルギー庁は９日、電力会社が電気温水器の割引制度の適用漏れで電気料金を取り過ぎていた問題で、００年度以前に温水器を新設・買い替えていた契約者約２０７万件を対象にした調査結果を発表した。電力会社１０社のうち、北陸、沖縄を除く８社で適用漏れが判明、総件数で１万３０３７件、取り過ぎた電気料金は約５億７８００万円に上った。同省は電力各社がまとめた再発防止策の監査を強化する方針。６月に０１年度分の調査結果を公表したのに合わせ、００年度以前の追加調査も各電力会社に求めていた。会社別内訳は▽北海道１９０件・５７１万円▽東北９６４件・３５００万円▽東京５４４件・８５５万円▽中部４５７６件・２億７６００万円▽関西５１６件・９５０万円▽中国３６６８件・１億６０００万円▽四国４０８件・１２８５万円▽九州２１７１件・７０００万円。 原因は契約データベースの入力の誤りなど「人為的なミスが大部分」（同庁）という。取り過ぎた料金は各社が契約者に返還し始めている。００年度以前の温水器以外の割引制度でも、北海道、東京、中部、関西、中国の５社合計で、２９１件・約９００万円の適用漏れが判明した。 【瀬尾忠義】（毎日新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021010-00000054-mai-soci |