販売した英国ブランド・バーバリーの「ラムズウールマフラー」が本物かどうか疑わしいとして、９月から自主回収している大手スーパー、イオンは９日までに、回収期間を１カ月間延長し、１１月８日までとすることを決定した。イオンは当初、同商品を婦人服売り場だけで販売したと発表していたが、その後の調査で、紳士服売り場でも販売していたことが判明、購入者に周知させる期間が必要と判断した。

　回収対象となっているマフラーは、９８年から９９年に、イオングループの全国主要約１５０店舗で３９００〜７８００円で９６８０枚が販売された。イオンでは現在、購入者が店頭に持ち込んだ同商品を回収し、申し出のあった金額を返還する措置を実施しており、これを１１月８日まで延長する。イオンによると、これまで１１３５枚を回収、８１５万円を返金した。　【増田博樹】


［毎日新聞１０月９日］ ( 2002-10-09-10:41 )

http://news.lycos.co.jp/society/story.html?q=09mainichiF1009e014&cat=2