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2002年10月06日(日) 06時09分
闇金融被害者、体験を語る 熊本市で全国交流集会（熊本日日新聞）闇金融の実態や対策について意見交換する「全国ヤミ金融対策実務交流集会」が五日夜、熊本市手取本町の県民交流館パレアで、被害者や支援者ら約三百人が参加してあった。全国ヤミ金融対策会議（事務局・東京）が各地で開いており、九州では初の開催。闇金融の被害者二人が自らの体験を告白。妻が多重債務に陥ったという県内の会社員男性が「業者が毎日、自宅に押し掛け、玄関に落書きや妻の手配書（顔写真）を張られたりした」と悪質な取り立ての実態を語った。 福岡県弁護士会の椛島敏雅弁護士が、携帯電話で貸し付ける「０９０金融」の実態を紹介。「業者同士が情報交換し、債務者の携帯に直接掛けてきて勧誘するケースが増えている」と述べた。 東京や大阪など各地の闇金融業者一掃への取り組みも紹介。契約は無効で、業者に支払い分全額の返還を要求できるとする「緊急ヤミ金融対策法」（仮称）の制定を、国に求める決議を採択した。 http://kumanichi.com/news/local/main/200210/20021006000034.htm |