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2002年09月20日(金) 12時52分
子供解熱剤アセトアミノフェン、大量摂取で肝障害の恐れ(朝日新聞)米食品医薬品局(FDA)の専門委が19日、解熱剤アセトアミノフェンの過剰摂取に注意を呼びかけた。取りすぎると肝障害を起こす恐れもあるという。アセトアミノフェンは薬効が穏やかで、子供の解熱にも使われる。処方薬を正しく使えば危険はないが、アセトアミノフェンを含む複数の市販薬を同時に服用すると、気づかぬうちに過剰摂取になる場合もある。 FDAによると、米国では気づかないうちに取りすぎて年1万人以上が救急病院に運ばれ、約100人が死亡している。 同専門委は、アセトアミノフェンを含むすべての薬剤で成分表示を徹底するとともに、過剰摂取したら肝障害が起きる恐れがある点もラベルに明記するよう求めた。 日本では、別の種類の解熱剤がインフルエンザ脳炎・脳症を悪化させる恐れが指摘され、日本小児科学会はアセトアミノフェンを薦めている。厚生労働省によると、十数種類の鎮痛・解熱剤に使われている。 (12:33) |