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2002年09月20日(金) 20時54分
<誇大広告>ダイエット茶販売の2業者に排除命令 公取委 (毎日新聞) ダイエット効果を誇大に広告し中国産のお茶などを販売していたとして、公正取引委員会は20日、通販業者2社に対し、景品表示法違反(不当表示)にあたると認定、今後は同様の行為をしないよう排除命令を出し、新聞への訂正広告の掲載を義務付けた。 排除命令を受けたのは、銀座薬品工業(東京都中央区)とランディック(豊島区)。公取委によると、銀座薬品は今年4月、「中国宮廷減肥茶」について「1日3食食べても減量出来るよう研究開発されています」などと記載した新聞の折り込みチラシを配布。ランディックは同月、粉末状の食物繊維加工食品「ダイエットキリエ」について「短期間でムリなく12キロ減量に成功」などと記載した広告を女性誌に掲載した。 公取委は、両商品のダイエット効果を専門家に依頼し調査したが、いずれも広告のような効果は得られないと判断した。 減肥茶は4箱7500円で販売され、01年6月〜02年1月の間で約19億6000万円▽ダイエットキリエは1箱1万2000円で01年2月〜02年4月の間で約2億7000万円、のそれぞれ売り上げがあった。 【武本光政】 ◇排除命令は認められない 排除命令について銀座薬品工業は「排除命令は認めることができない。今後、審判や行政訴訟を通じ、当社の立場を明らかにする」とコメント。ランディックは「担当者が不在でコメントできない」と話している。 [毎日新聞9月20日] ( 2002-09-20-20:54 ) http://news.lycos.co.jp/society/story.html?q=20mainichiF0921m093&cat=2 |