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2002年09月18日(水) 14時39分
青森の巨額横領、千田被告に最長の懲役15年求刑(読売新聞)青森県住宅供給公社を巡る巨額横領事件で、業務上横領罪に問われている元同公社主幹千田郁司被告(45)の論告求刑公判が18日、青森地裁であった。検察側は「刑事責任があまりにも重大で、法律上許される最長の刑を科すべき」として、懲役15年を求刑した。論告によると、千田被告は1994年10月から昨年10月にかけ、青森市内の金融機関支店にある同公社理事長(当時)名義の口座から、165回にわたり、計約14億4600万円を払い戻し、横領した。 業務上横領罪の最高刑は懲役10年だが、千田被告は同罪で5回にわたり起訴されており、検察側は業務上横領罪による「併合罪」を適用し、最高刑を懲役15年にして求刑した。 この日、法廷に姿を現した千田被告は薄いグレーのシャツと濃いグレーのズボン姿。初公判のころに比べ白髪が目立ち、検察側が論告要旨を朗読中はこぶしをにぎり、じっと床を見つめていた。(読売新聞) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020918-00000305-yom-soci |