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2002年09月10日(火) 19時16分
市原の旅行代金詐欺 被告の経営者、起訴事実認める−−千葉地裁初公判 /千葉(毎日新聞)会員制の格安ツアーを主催し、各地の旅館の宿泊代金を踏み倒したとして詐欺などの罪に問われた市原市の旅行業者「さくら会」経営者、伊藤秀一被告(45)の初公判(大谷吉史裁判官)が9日、千葉地裁で開かれた。同被告は「間違いありません」と起訴事実を全面的に認めた。冒頭陳述で検察側は「全国旅行業会の登録旅行業者が宿泊代金未払いの場合、同会が補てんする制度があることを知り、登録会社を次々に買収。宿泊代金を支払わないまま会社を売却し、同会に補てんさせていた」と述べ、さらに「買収先がなくなった後、登録を受けていないのに『シルバー旅行』発行のクーポン券を使い、旅館などに対し支払い意思があるように装っていた」と手口の悪質さを指摘。起訴状によると、同容疑者は1月20日から5月19日までに、ツアー客を宿泊させた福井県内の旅館など計六つの旅館に「シルバー旅行」発行のクーポン券を交付。約219万円の代金を支払わなかった。 千葉地検は、他の被害も裏付けが取れ次第、追起訴する方針。(毎日新聞) |