通信販売の広告費への投資金名目で巨額の出資金を集め、警視庁生活安全課の捜索を受けた「ジー・コスモス・ジャパン」（東京都港区、東京地裁で破産宣告）などジー・オーグループ５社の債権者集会が９日、東京地裁で開かれ、管財人は被害者への配当の見通しが立っていないことを明らかにした。
　管財人によると、回収した資産は約１３００万円。これを含め今後、回収できる見通しのある資産は約５２００万円という。これに対し、債権の届け出は７８億円に上っており、被害者救済に回す資金のめどは立っていない。　

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