悪のニュース記事悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。 また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。 |
2002年09月05日(木) 00時00分
1、2等入れずくじ販売 加古川の映画館(神戸新聞)加古川市平岡町の映画館「ワーナー・マイカル・シネマズ加古川」が企画した子ども向け映画「仮面ライダー龍騎」のキャラクター人形などが当たるくじ引きで、同館が一、二等など上位のくじを入れないまま、一回五百円のくじを販売していたことが四日、分かった。同館では以前から、同様の不正があったという。 このくじは、映画の上映に合わせ、空くじなしで最低でも三等の賞品は当たるとして販売されていた。 同館では、映画の上映期間中(八月十七日—九月十六日)の早い段階で一、二等などの賞品がいくつか出たため、期間終了までに上位賞品がなくなることを心配。くじを管理する男性社員が、上位のくじを入れないよう販売担当のアルバイト従業員らに指示していた。くじは、一セット五百枚になっており、等級が分かる形で同社に納入されていた。 神戸新聞社の取材に対してワーナー・マイカル本社の管理本部総務部長らは、同館では同様の操作を以前から行っていたことを認め、「子供の夢を奪うようなことをして誠に申し訳ない」としている。くじ引きは四日までに撤去した。同じくじ引きは、全国各地にある同館系列の十館以上でも行われており、同社は調査を進めるという。 同市内の主婦(29)が三日、小学生の子供三人と同館を訪れ、数枚購入したが、三等しか当たらなかった。同館従業員が「(くじが入った容器中に)必ず一、二等があります」と説明したことから、残っていたくじすべてを買い取ったところ、一、二等が入っていなかったことが分かった。 |