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2002年08月17日(土) 02時45分
市消費生活センター 相談過去最多の8420件 電話やネット関係急増(西日本新聞)【北九州】 昨年度、北九州市立消費生活センターに寄せられた苦情や問い合わせなどの相談は計八千四百二十件で、過去最多だったことが分かった。不況を反映して増え続ける消費者金融関係の相談が最も多く、次いで携帯電話で一度呼び出し着信履歴を残して切れる「ワン切り」をはじめ、電話やインターネットに関する相談の急増ぶりが目立った。相談件数は前年度より五百六十九件増加。トップの消費者金融関係は千二百一件で前年度の一・三倍、一九九六年度との比較では四・六倍となった。同センターは「不況に加え、無人の機械が多く設置され、借りやすい状況が整っている」と分析。その上で「借金を返すために深みにはまるケースも少なくない」と指摘する。 昨年度急増したのが、「着信履歴の番号にかけ直したが、料金を請求されないか心配」といった「ワン切り」に関する相談。このほか、「百円の請求をほうっておいたら、延滞料として三万円を支払うよう要求された」というツーショットダイヤル利用料に関してや、「ネットオークションで落札したが、違う品物が届いた」「インターネットで知らないうちに国際電話につながっていた」など、ネット関係の相談が増えている。 年代別に見ると、未成年の相談件数が前年度の倍の二百十九件。六十歳以上では、工事・建築関係や浄水器の訪問販売に関しての相談が増加した。同センターの電話は093(641)9813。(西日本新聞) |