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2002年08月07日(水) 13時00分

日本ハム「偽装」認める 商品コードを国産牛に変更朝日新聞

 牛海綿状脳症(BSE)対策の国産牛肉買い取り事業に輸入肉が混入されていた問題で、日本ハム(本社・大阪)は7日、在庫伝票の商品コードを書き換えていたことを認めた。輸入肉を国産牛として取り扱う「偽装」であり、全国に約100ある営業部でも同様の行為がなかったか、調査を進めるとしている。

 日本ハムの説明によると、問題の輸入肉520キロは、日本フード姫路営業部から昨年買い取った計4トンの中に入っていた。

 同営業部は昨年11月、28ケースに分けられていたこの肉について、輸入牛肉を示す識別コードである「9025」「3957」などとなっていた伝票の記載を、国産の牛正肉であることを示すコードの「2797」に書き換えたという。

 当時、国産牛の在庫肉の保管・買い上げ事業が始まっており、書き換えは申請が締め切られる間際の約1週間に行われたという。

 日本ハム食肉事業本部の藤原政啓・安全環境室次長は、東京支社で朝日新聞の取材に「書き換えの時期を考えると、偽装工作ととられてもやむを得ない」と話した。

 同社はグループ各社の在庫分を一括して申請していた。姫路営業部のものもその際に受け入れたという。

 日本ハムはこれまでのところ、子会社の責任を強調している。今後は、日本ハム側の偽装の認識や、性急な焼却の理由などの解明が焦点になる。(12:25)

http://www.asahi.com/national/update/0807/008.html

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