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2002年08月07日(水) 00時00分
オウム信者、横浜市から８千円勝ち取る横浜地裁、転入届受理せず保留は違法（ZAKZAK）転入届を受理せず保留にしているのは違法として、オウム真理教（アレフと改称）の男性出家信者（４１）が、横浜市と中区長を相手に、違法確認と１００万円の慰謝料を求めた訴訟で、横浜地裁は７日、違法と認め、横浜市に８０００円の支払いを命じた。判決理由で岡光民雄裁判長は「原告は生活実態調査に非協力的ではなく、受理、不受理の決定は４カ月あれば可能。（保留を）正当とする特段の事情もない」とした。 判決によると、信者は昨年７月３０日、横浜市中区日ノ出町の教団横浜道場に転居。同３１日、中区長に転入届を出したが、中区戸籍課は「調査する」と受理せず、保留にした。 オウム信者の転入届をめぐっては「転入の事実があるのに受理を拒否するのは許されない」などとして、不受理処分の取り消しや慰謝料支払いを命じる司法判断が各地で相次いでいる。 ZAKZAK 2002/08/07 |