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2002年07月26日(金) 20時17分
悪徳商法に注意 給水管掃除の苦情急増−−神戸市生活情報センター /兵庫(毎日新聞)「今掃除しないと水道管がだめになります」「驚くほど汚れている」——。こんな言葉で、水道の給水・排水管の掃除契約を強引に結ばされたという苦情が、神戸市生活情報センターに多く寄せられている。中でも「給水管」は、「特定商取引に関する法律」に定めがなく、クーリングオフ(無条件解約)が適用されないだけに問題は深刻。センターは「訪問業者の言葉をうのみにせず、分からない場合は公的機関に問い合わせを」と注意を呼びかけている。センターによると、6月末現在で、排水管清掃の相談件数は11件と、昨年同期を6件下回ったが、0件だった給水管の相談は一気に10件になった。 排水管清掃の訪問販売はクーリングオフが可能。給水管について同センターは「クーリングオフは無理だが、勧誘時に事実と違う説明をされたこと(不実告知)から、消費者契約法による取り消しを書面で行える」とアドバイスする。 問い合わせは、同センター(078・371・1221)。 【岩尾真宏】 ◆センターに寄せられた代表的な相談◆ 「『このままだと水道管がだめになり40万円かかるが、給水管を清掃したら1万円ほどで済む』と言われ約1万2000円で契約したが、清掃中に汚れは全く出なかった」(60代女性) 「『下水管の掃除に来ました』と言って、マンホールのふたを開けて洗浄した。市の職員だと思っていたが、代金約2万4000円を請求され、民間業者だと分かった。有料と分かっていれば、最初から契約しなかった」(別の60代女性)(毎日新聞) |