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2002年07月22日(月) 13時00分
<住基ネット>「稼働延期論」が出る中で「仮運用」スタート (毎日新聞) 全国民の住民票に11けたの番号をつけて個人情報とともにネット化する住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)の8月5日実施に向けた「仮運用」が22日、始まった。市町村が運用後と同様に、住民の転居情報などを毎日更新するもので、運用を除き稼動と同様の状態となる。 住基ネットは、全国民の住所、氏名、生年月日、性別の4情報をコンピューターネットで共有し、行政機関が本人確認などに利用するシステム。「仮運用」は、自治体や財団法人「地方自治情報センター」が8月2日まで住民の移転、出生、死亡など情報を施行後と同様に毎日更新する作業を行うもので、「試運転」(片山虎之助総務相)の意味合いがある。24日まで更新に要する時間をチェックする。 総務省によると、作業に時間を要している北海道の1団体を除き、全市町村が21日までにデータ登録を終えたとしている。住基ネットをめぐっては個人情報保護法案が成立しないことなどを理由に、野党だけでなく、自民党の一部からも「稼働延期論」が出ている。66自治体の地方議会からも延期を求める決議が相次いでいる。これに対し政府は「延期すると大混乱する」(片山氏)として予定通り来月5日にスタートする方針。 [毎日新聞7月22日] ( 2002-07-22-10:43 ) http://news.lycos.co.jp/society/story.html?q=22mainichiF0722e015&cat=2 |