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2002年07月18日(木) 01時29分
中国やせ薬、さらに16人被害 埼玉では死亡例(朝日新聞)中国製の「やせる薬」が原因とみられる肝機能障害の被害が相次いでいる問題で、厚生労働省が商品名を公表した2銘柄について、17日夜までに9府県から16人の被害が厚労省に報告された。埼玉県では2年前、劇症肝炎で死亡した20代の女性が、「御芝堂減肥こう嚢(おんしどうげんぴこうのう)」と似たものを服用していたという。 これで12日に発表した10人に合わせて健康被害とみられる事例は計26人となった。 厚労省によると、16人の内訳は御芝堂減肥こう嚢が9人、せん之素こう嚢(せんのもとこうのう)が7人だった。 埼玉県では、中国製のダイエット用健康食品を服用した県内の女性4人が肝機能障害を起こし、うち1人が因果関係が不明ではあるが2年前に劇症肝炎で死亡していた、と発表した。 亡くなった女性(当時29)については、県が17日、家族に確認したところ、「御芝堂減肥こう嚢に間違いない」と証言。女性は、別のもう一種類の中国製健康食品も食べていたという。女性は00年7月、劇症肝炎を起こして県内の病院に運ばれたが死亡した。 被害を明らかにしているのは、滋賀、鳥取、埼玉、岩手、三重、島根、愛媛の7県。残り2府県は公表していない。 12日に発表した10人は東京、熊本が各3人、兵庫2人、福岡、神奈川各1人。(01:29) |