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2002年07月04日(木) 18時54分
脱税額、01年は309億円 隠す手口工夫こらす(朝日新聞)全国の国税局が01年度中に強制調査(査察)した脱税事件は212件で、脱税額は309億円にのぼった。国税庁のまとめで分かったもので、いずれも前年度を上回った。 検察庁へ刑事告発したのは151件。脱税額が5億円以上のものは8件と前年と比べて3件増加し、3億円以上も前年比4件増の26件だった。 告発事件を業種別にみると、パチンコ業が13件で最も多く、建設業12件、飲食料品小売り6件、性風俗業6件などが続く。 個人の脱税として最も多額だったのは、山形県内の建設業者による所得税法違反の約4億円。法人では、芸能プロダクションによる法人税法違反の約11億円だった。 ◇ 強制調査を受けた人たちは、現金や債券を隠すのにさまざまな「工夫」をこらしていた。 押し入れに束ねて置いてあった座布団。係官がファスナーを開けたところ、数枚の中から合わせて1億数千万円分の割引金融債が出てきた。 押し入れの衣装ケースには現金1億数千万円が隠されていた。自家用車のトランクには、現金がぎっしり詰まった段ボール箱。 ある経営者は、従業員の名義で借りたマンション一室に金庫を置き、7億円分の割引金融債を隠していた。親族名義の貸金庫から金地金50キロ(7000万円相当)を発見したケースもある。(16:08) |