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2002年07月01日(月) 21時25分
半分が表示米と違うコメ混入…東京都調査(読売新聞)東京都がコメの表示調査で、DNA分析を実施したところ、商品の半分から表示米とは違うコメの混入が見つかったことがわかった。昨年4月からJAS法でコメの袋に品種、産地、産年の表示が義務づけられたことを受け、都消費生活部が同6月から今年3月にかけて調査した。対象は「コシヒカリ」「ササニシキ」「あきたこまち」「ひとめぼれ」「はえぬき」の5種類で、いずれも100%の単品種と表示された商品。スーパーや米店などで売られている34業者の45商品(5キロ入り)について、それぞれコメ8粒をサンプリングし、DNAを分析。その結果、11業者の22商品で、表示されているもの以外のコメが混じっていた。 混入が見つかったのは、コシヒカリが13商品(調査数19商品)、ササニシキが3(同4)、あきたこまちが3(同14)、ひとめぼれが2(同5)、はえぬきが1(同3)。「コシヒカリ100%」と表示されているにもかかわらず、コシヒカリが1粒もない商品もあった。 都は、他品種米の混入があった業者に事情を聞いているが、業者側は「精米機の底に残っていた別の米が混ざった」「作業ミスによるもの」「表示の義務づけを知らなかった」などと釈明し、意図的な混入を認めたケースはないという。 都は、虚偽表示があった11業者のうち都内の7業者について文書で改善を指導。残りの4業者がある神奈川、埼玉、栃木各県にも調査結果を通知した。(読売新聞) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020701-00000212-yom-soci |