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2002年06月21日(金) 13時16分
<鶏肉偽装>不正競争防止法違反で丸紅畜産など捜索 宮城県警 (毎日新聞) 大手商社・丸紅の子会社「丸紅畜産」(本社・東京都千代田区)が外国産鶏肉を国産に偽装して販売した問題で、宮城県警は21日、不正競争防止法違反(原産地・質量等を誤認させる取引)の容疑で、同社の本社や仙台営業所(宮城県利府町)、同営業所の指示で偽装を行った食品加工販売会社「杉山商店」(同県石巻市)など9カ所を家宅捜索した。 調べでは、同社仙台営業所は取引先の杉山商店に指示し、99年から今年2月ごろまで、ブラジル産鶏肉100トン以上を、自社国産ブランドの「チャンキーチキン」「ネッカチキン」などと虚偽の表示をさせ、宮城県内などのスーパーに卸した疑い。 仙台営業所では、午前9時ごろから宮城県警の捜査員20人が事務所などの家宅捜索を開始。杉山商店にも捜査員十数人が入った。 偽装は3月の公正取引委員会の立ち入り調査で発覚。公取委は4月、ブラジルや中国産の鶏肉少なくとも計700トンを国産として出荷したとして、景品表示法違反(原産国の不当表示)で排除命令を出した。また国産の普通の鶏肉少なくとも1000トンを銘柄鶏肉として出荷した同法違反(優良誤認)の恐れがあるとして、警告した。 偽装について同社の西園仁社長=当時=は「あくまで各営業所の独自の判断」と、組織的関与を否定していた。 [毎日新聞6月21日] ( 2002-06-21-10:24 ) http://news.lycos.co.jp/society/story.html?q=21mainichiF0621e019&cat=2 |