職員装い個人情報収集　３年間で計９７００件も（京都新聞）

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2002年06月12日(水) 00時00分

　健康保険や厚生年金の被保険者の自宅に、社会保険事務所の職員らを装って家族の勤務先など個人情報を聞き出す不審な電話や郵便が全国で相次ぎ、調査を始めた１９９９年４月から２００２年３月まで３年間で、計９７８２件に上っていることが１２日、社会保険庁のまとめで分かった。

　約６割が今年３月までの１年間に起きており、増加する傾向にあるという。社会保険庁は「社会保険事務所の職員が、保険事務所を名乗って、勤務先などを聞き出す問い合わせをすることはない」として、注意を呼び掛けている。