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2002年06月08日(土) 12時54分

フーリガンは何だった? トラブルなく拍子抜け共同通信

 イングランド−アルゼンチン戦が終わり、札幌・大通公園で夜通し騒ぎの警戒にあたる警察官=8日午前4時すぎ
   サッカー大国ドイツ、イタリアの試合に続いて、7日のイングランド−アルゼンチン戦で、札幌市のワールドカップは、国内会場としては最初に終わった。好カードの一方、札幌市民は未知の「フーリガン(暴力的なファン)」という言葉にとまどったが、大きなトラブルはなし。「フーリガンって何だったの?」という声が8日、あちこちで上がった。
 フーリガンが暴れる危険が最も高いと予想された繁華街ススキノ。イングランド勝利の後、空が白々と明けた8日午前4時すぎまで、ススキノの一角で外国人と日本人の100人単位の数グループがビール片手に歌い騒ぎ、閉店した店のシャッターをドラム代わりにたたいた。元気なサポーターたちに、緊張感がみなぎっていた警察官もあきれるだけだった。
 酒店従業員斉藤美津子さん(52)は「警戒して得意先が店を閉めたので、売り上げが減った。空き瓶も片付けたが、何もなかった」と拍子抜けした様子。
 大通公園でトウモロコシを売る中村ヒロコさん(57)は「外国のサポーターが集まって、こっちが海外旅行した気分。怖いと思わなかったし、フーリガン、フーリガンって騒ぎ過ぎたのでは」と振り返った。
 札幌ドーム近くの自動車販売店の小鹿雅己所長(42)は、イングランド戦を前に40台の車を倉庫に移した。「仮にイングランドが負けていたらと思うと、コストが掛かるのも仕方がなかった」と話しながら、ホッとした表情をみせた。(共同通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020608-00000022-kyodo-wcp

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