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2002年06月05日(水) 09時21分
京滋でも食品撤去 協和香料の無認可物質(京都新聞)協和香料化学(東京)の茨城工場が全国約六百の事業所に食品衛生法上認められていない香料を出荷していた問題で、四日までに森永製菓や日本たばこ産業(JT)など二十社以上で製品の自主回収が相次いだ。一部メーカーでは賠償請求も視野に入れ、損害の把握に乗り出している。各メーカーは「人体に影響はない」としているが、食品の自主回収としては過去最大規模になる可能性も出てきた。 京滋の大型店でも同社の香料入り食品を撤去する動きが広がった。回収メーカーも徐々に増えており、店舗側ではメーカーからの情報収集などの対応に追われている。 京都生活協同組合(京都市南区)は、四日朝に本部から対象商品回収を府内の二十二店舗に通達した。同生協で扱う商品の中で対象となったのは、一部の菓子、パンなど十四種類で、現時点では生協のオリジナル商品には同社の香料入りの商品はない、としている。 コープ烏丸(京都市中京区)では四種類の対象商品があったため、すべてをチェックし、開店までに撤去した。榛村陽子店長は「組合員からの問い合わせは特になかったが、企業はどれだけ迷惑がかかるか考えてほしい」と話していた。 京滋にスーパーを展開する平和堂でも、すでに全店舗で扱う十八社分の商品をすべて撤去した。対象商品の返品にも対応する態勢で「日ごとに回収メーカーが増えている状況。各メーカーの調査で情報が入り次第、撤去を続ける」(総務部)としている。 (京都新聞) |