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2002年05月29日(水) 19時36分
判決文が消えた！ 裁判長がワープロ操作ミス（朝日新聞）東京地裁八王子支部で２９日に予定されていた警察官贈収賄事件の判決言い渡しが、岡村稔裁判長のワープロ操作ミスのために延期された。文書の更新に失敗して判決文を消してしまった。法廷で岡村裁判長は「誠に申し訳ないですが、もういっぺん出頭してください」と、被告らに謝った。 岡村裁判長は予定時刻から約２５分遅れて入廷し、まず「おわびしなくてはなりません」と陳謝。説明では、同日午前、裁判官３人が判決内容を最終的に合議し、裁判長が結果をワープロに打ち込んで開廷直前に完成した。ところが、更新に失敗したという。 被告は警視庁の元警部補で、不動産会社社長らから現金計３７０万円を受け取ったとして昨年３月に起訴された。被告は「職務に関した授受ではない」と無罪を主張している。判決は来月３日。 同支部は先月、弁護人が時間を間違え、殺人事件の判決が言い渡せないという事態もあった。(18:49) |