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2002年05月24日(金) 19時47分
＜徳島＞名義貸し詐欺「消費者金融にも責任」と提訴（朝日放送）返済が必要ないと偽り、消費者金融で借りた金を騙し取る、いわゆる「名義貸し」の被害者およそ６００人が、金を貸した消費者金融１２社に、債務の無効を求める訴えを、徳島地裁に起こしました。訴えを起こしたのは、徳島市の大石ゆかり被告（３８）からいわゆる「名義貸し」の被害にあった５８９人です。大石被告は「海外で高金利運用するので、返済しなくていい」と、消費者金融から金を借りさせ男性会社員ら９人から、１４２０万円を騙し取った詐欺の罪で起訴されています。大石被告が経営するロイヤル通販の会員は、２０代、３０代を中心に、１２００人にのぼり、逮捕直後の２月、徳島弁護士会が被害者説明会を開きました。原告団は「消費者金融は名義貸しのシステムを知りながら融資していた。これは詐欺行為に積極的に関与したものだ」などとして、被害者に債務がないことの確認を求めています。（朝日放送） |