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2002年05月23日(木) 14時39分
内職募り、不法販売 宮城県警、業者事務所を捜索(朝日新聞)会議内容などの録音テープを文章に起こす「テープ起こし」の内職を募り、応募者に教材などを不法に売りつけていた疑いがあるとして、宮城県警は23日午前、東京都中央区東日本橋2丁目の内職あっせん業「キャリアリンク」の事務所を、特定商取引法違反の疑いで家宅捜索した。県警によると、同社は内職をあっせんするとしながら、実際にはあっせんしていなかった疑いがあり、全国の約7千人から約5億円を集めていたとみられている。 調べによると、同社は雑誌などにテープ起こしの内職広告を掲載。昨年6月から10月ごろまでに16人に対し、内職をあっせんする条件で研修用の教材を約7万円で売り、その際に教材の内容やクーリングオフ制度などを説明する文書を交付しなかった疑い。 県警によると、教材は難度に応じて5段階に分かれ、すべて修了すると仕事があっせんされる仕組みになっていたが、今のところ研修を修了し、仕事をあっせんされた人は確認されていないという。応募者は20〜50代の女性で、ほとんど主婦だという。 内職商法では、「自宅で簡単な仕事をすれば高収入が得られる」などとして高額の教材が売りつけられる被害が増えている。郵送などで契約が結ばれることが多く、契約の手続きや内容に不備なものもあった。特定商取引法が昨年に施行され、内職商法も同法の規制を受けることになった。(14:39) |