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2002年05月14日(火) 00時00分
うそ勧誘商法を摘発/福岡県警段ボール箱を持って家宅捜索に入る捜査員=13日午前10時35分、福岡市博多区で(朝日新聞・)うその説明をして高額な家屋の補強工事をしたり、脅迫めいた方法で布団を販売したりしていた疑いがあるとして、福岡県警は13日、特定商取引法違反(不実の告知)などの疑いで、同県の住宅リフォーム会社5社と寝具販売会社1社の計6社など関係先計99カ所を家宅捜索し、関係者から事情を聴いている。全国の消費生活センターに高齢者を中心に多数の苦情、相談が寄せられていた。家宅捜索を受けたのは、▽住宅リフォーム会社「日本住宅保全」=福岡県那珂川町仲▽同「夢創」=福岡市博多区博多駅南4丁目▽同「西日本ハイテック」=北九州市八幡西区筒井町▽同「西日本住設販売」=同市小倉北区清水4丁目▽同「荒木住設」(現ビオス)=大牟田市▽寝具販売会社「ピックアップ」=久留米市東合川新町=の計6社。 調べでは、「日本住宅保全」など5社は昨年、主に一人暮らしのお年寄りの家を狙って家屋補強工事などの訪問販売を展開。「役場から点検に来た」などと家に入り込み、「阪神大震災以降、柱を補強する義務ができた」「ブロックの基礎が割れている」などとうそをつき、福岡市南区の無職男性(78)ら計11人に14万〜410万円の家屋補強工事などを契約させた疑い。 社員同士で情報を交換し、同じ家に何度も押し寄せていた事例もあった。 また、「ピックアップ」は今年2月から3月にかけて、福岡県前原市の無職女性(67)らお年寄り3人を、貸店舗で開いた布団の販売会場に強引に連れ込み、「貴様殺されたいか」などと胸ぐらをつかんで脅し、30万円の布団の購入契約をさせた疑い。 契約者の多くが60歳以上の高齢者で、96年以降、全国の消費生活センターなどに6社とみられる苦情・相談が約800件寄せられていた。 |
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