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2002年03月29日(金) 09時18分
ドコモ,“なりすまし迷惑メール”に新対策──携帯メール間の受信を設定可能に(ZDNet)NTTドコモおよびNTTドコモグループ8社は,4月15日より迷惑メール対策の一環として提供しているドメイン指定受信機能を変更すると発表した。ユーザーは,ほかの携帯電話やPHSのドメインになりすました迷惑メールの受信拒否が可能になる。今回ドコモが行う対策により,他携帯電話及びPHS会社(アステルグループ除く)のドメインに偽って送信される迷惑メールを,ユーザーが受信拒否できるようになる。 ドメイン指定受信機能が提供された当初から指摘されていた部分だけに(2001年11月の記事参照),やっと行われた対策という感もある。 迷惑メール対策であるドメイン設定は,これまで大きな問題を抱えていた。 「友人の携帯のドメイン名,ezweb.ne.jpやjp-t.ne.jpを受信許可に設定したら,迷惑メールがやってきた」こういう経験はないだろうか。 これは迷惑メール業者が,ezweb.ne.jpやjp-t.ne.jpを騙ってメールを送信するため,ドコモのサーバで弾くことができなかったためだ。 docomo.ne.jpドメインに関しては,そもそもドメイン指定をする必要なく受信できたため,迷惑メール業者もなりすますことができなかった。今回の変更は,同様の措置をezweb.ne.jpやjp-t.ne.jpなど各携帯のドメインにも適用したということだ。 つまり,ユーザーは以下のような設定ができることになる。 ・携帯電話からのメール,ドコモ以外でもすべて受信 ・インターネット経由からのメールは,指定したドメインのみ受信(ZDNet) |