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2002年03月07日(木) 03時21分
＜ジー・オー＞昨秋から証拠隠滅？ 配布資料回収し処分（毎日新聞）「ジー・オーグループ」（本部・東京都港区）の出資法違反容疑事件で、グループが昨年秋、リサイクル名目で過去に会員に配布した資料を回収していたことが６日、分かった。１月には事務所内にあった業務資料を業者に引き取らせて処分したという。こうした動きについて、関係者は「警察が入るので処分すると聞いた」と話しており、警視庁は、強制捜査を前に、グループが証拠隠滅工作を図ったとみている。元社員らによると、グループは昨年１１月、新たに創刊する機関紙のために再生紙をつくるとの理由で、会員に資料の回収を呼びかけた。会報１部１００円、報告書など１０円と有料で買い取りを約束。会報「エントリーガイド」や、通信販売の販売実績や配当率などを示した「利益結果表」、社名の入った封筒などを回収したが、代金は支払われなかったという。 これより前の１０月中旬に、既に社内で資料処分の話が持ち上がり、同下旬には４トントラック４台分の会報などが、リサイクルされることなく、廃品回収業者に引き渡されたという。同じころ、グループの実質的主宰者の大神源太名誉会長（３９）の名前が入った社内文書も大量にシュレッダーにかけたと証言する元社員もいる。 また、１月初めには、社内にあった資料類が千葉県の社員寮に運び込まれて、数日保管した後、廃品回収業者に引き渡されたという。 群馬県の女性会員（７７）は「ごみにするよりはと思い資料を送り返すことに応じたが、代金の払い込みはなく、今考えれば証拠隠滅としか思えない」と話している。（毎日新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020307-00000184-mai-soci |