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2002年02月05日(火) 03時03分
ウイルスを警告、一見「親切」なデマメールが横行(読売新聞)コンピューターウイルスに対する恐怖心を逆手に取った悪質なデマメールが出回っている。一見ウイルスに対する警告のようなメールだが、その“親切”なアドバイスに従ってパソコンを操作すると、自らソフトを傷つけかねず、経済産業省の関連団体「情報処理振興事業協会」(IPA)が注意を呼びかけている。 問題のメールは「あなたのパソコンにsulfnbk.exeというファイルがあります。ウイルスなので即座に削除してください」という内容で、丁寧に削除する手順も教えてくれる。また、「あなたのパソコンからウイルスが他人に送信された恐れがあります。電子メールの相手全員に、この手紙を転送して下さい」と促す。 ところが、ウイルス呼ばわりされているファイルは通常、ウィンドウズというOS(パソコン基本ソフト)に搭載されているもので、ウイルスではない。削除すると、一部のファイルが正しく作動しなくなるなどのトラブルを招き、IPAは「だまされて削除しないこと。また、決して転送しないでほしい」と呼びかけている。 デマメールは、多人数への転送を促すのが特徴で、「不幸の手紙」のIT版とも言える。今回のものは元々英語などで書かれ、欧米で出回っていたが、何者かが日本語に訳したらしい。 (2月5日03:03) |