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2001年12月26日(水) 00時00分
就職内定辞退の偽メールパスワード盗む立命館大生(毎日新聞)京都府警ハイテク犯罪対策室は25日、友人女性名で就職内定辞退のメールを大手自動車メーカー(本社・東京)に出したなどとして、京都市北区小松原北町、立命館大4年、嘉納邦夫容疑者(22)を不正アクセス禁止法違反容疑で逮捕した。 直接の容疑は、嘉納容疑者は10月1日、同大学の女子学生(22)の電子メールのID(識別符号)などを勝手に入力し、学内の認証サーバーに接続した疑い。 女性は今年5月上旬、同社から内定を得たが、7月に女性名のアドレスで内定辞退のメールが同社に着いた。その後、逆に「採用が難しくなった」などとの同社人事担当者名のメールが女性に届いていた。正式書類が届く10月になり、女性が同社に問い合わせて不審なメールのやりとりが発覚、相談を受けた大学側が11月、府警に被害届を出していた。2人は同じサークルに所属している。 調べに、嘉納容疑者はメールのパスワードを盗み、一連のメール送信をしたことを認め、「ばれないと思った」などと供述しているという。同室は動機などを追及している。 女性の内定は取り消されたままで、同室は「学内サーバーからの就職活動は一般的で、社会に与える影響は大きい。内定取り消しを撤回してもらうように働きかけたい」としている。 [京都府警] (Mainichi Shimbun) http://www.mainichi.co.jp/digital/netfile/archive/200112/26-3.html |