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2001年12月17日(月) 00時00分
ウイルスメール600通TBS「ニュース23」から発信(毎日新聞)TBSのニュース番組「ニュース23」で、番組スタッフのパソコンがウイルス「BADTRANS.B」に感染、番組に意見を寄せるなどしていた視聴者ら約600人にウイルスメールを発送していたことが分かった。 「BADTRANS.B」は、感染すると自分自身のコピーをメールに添付して自動発信するほか、キー入力を記録して任意のアドレスに送付するハッキング機能があるとされている。TBSでは「ニュース23」のサイトにお詫びを掲載するとともに、ウイルスメール発送先に、電話やメールなどで注意を呼びかけている。 TBS広報部の説明によると、ウイルス感染の発見は12日で、同日夜、外部から指摘を受けて気が付いたという。同番組では、視聴者の声を広く番組に反映させるため、Eメールでの意見を募集しているが、番組に送られてきたメールがBADTRANS.Bに感染しており、スタッフのパソコンが感染。これまで意見を寄せた視聴者らの一部に対し、約600通のウイルスメールを発送したという。 ニュース23では、13日にウイルス駆除などの対策をとり、ユーザーにはお詫びと「当番組から送られてきたメールは決して開かず、速やかに削除をお願い致します」などと通知した。合わせて駆除方法なども通知したという。 TBS広報部では「今後はウイルスチェックソフトのバージョンアップをさらに頻繁に行い、予防策を強化したい」と話している。 [ニュース23] (太田 阿利佐) http://www.mainichi.co.jp/digital/netfile/archive/200112/17-2.html |