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2001年12月12日(水) 00時00分
消火器の訪問点検 トラブル続出(朝日新聞・)県内の企業などで、消火器の点検といって訪れた業者が高額な代金を請求するトラブルが相次いでいる。熊本市消防局などによると、12月に入って8件起きているという。同局などは「身分証明書の提示を求め、安易に書類に署名しないように」と呼びかけている。同市内の総合病院では、作業着を着た3人の男性が事前の連絡もなく来院。受付の女性職員に聞き取れないほどの小声で消火器点検に来たと伝えた後、副院長室で契約書に署名させた。消火器15本の消火剤詰め替え作業で、代金は約38万円。この病院が保守点検契約を結んでいる業者の4倍以上の金額だったという。 同様のトラブルは、6〜7日に同市や玉名市、天水町の運送会社や工場でも起きたという。訪れたのはいずれも大阪府内の業者で、点検ができる消防設備士の国家資格を持つ作業員もいたらしい。 事業所を相手にしているため、一般消費者を対象にしたクーリングオフ制度も適用できず、行政側も介入できないのが現状だ。 消防庁によると、同種のトラブルは97年ごろから全国で目立ち始めたという。熊本市消防局予防課は「製造されて3年未満のものは通常、中身を詰め替える必要はない。点検業者の身分を確認し、消防設備の担当者が対応するようにしてほしい」と話している。 |
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