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2001年12月12日(水) 11時21分
＜法の華＞元幹部に詐欺罪で懲役５年 東京地裁判決（毎日新聞）宗教法人「法の華三法行（さんぽうぎょう）」の詐欺事件で、元幹部の前川徳行被告（６２）に対し、東京地裁は１２日、詐欺罪で懲役５年（求刑・懲役６年）を言い渡した。池田修裁判長は「教団の中枢に近い立場で、組織的な詐欺に加担した責任は重い」と述べた。一連の事件で起訴された１５人のうち有罪判決を受けたのは１０人目で、元教団ナンバー２の李康天被告（５６）と並ぶ最も重い量刑となった。判決によると、前川被告は９４〜９７年、元代表の福永輝義（法源）被告（５６）＝公判中＝らと共謀し、病気の相談などに来た３１人から計１億４９００万円余をだまし取った。 前川被告は、教団が主催する４泊５日の修行の責任者で、苦行を通じて福永被告の「天声」に従わせていたとされる。判決は「修行は詐欺に不可欠な意義を持っていた」と指摘した。（毎日新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011212-00001030-mai-soci |