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2001年12月06日(木) 00時00分
露オウム信者が青森で爆破計画(東奥日報)【ウラジオストク5日共同】オウム真理教(アレフに改称)の松本智津夫被告=教祖名・麻原彰晃=を奪還するため、日本でテロを計画していたロシア人信者被告らの初公判が五日、ロシア極東ウラジオストクの沿海地方裁判所で開かれ、被告らが皇居付近や札幌、青森で連続爆破テロを計画していたことが分かった。起訴されたのは、グループの中心人物ドミトリー・シガチョフ被告(23)ら男性四人で、同被告は起訴事実を全面的に認めている。 また、同被告らが二○○○年春にプラハでオウム信者の国際会合を開催、その中で松本被告の三女が事前に録画したビデオ映像で、爆破テロ計画を断念するよう被告らを説得していたことも、ロシア連邦保安局の調べで分かった。 連邦保安局の調べなどによると、被告らは一九九九年後半、ウラジオストクで爆発物を製造。シガチョフ被告は二○○○年三月に訪日し、皇居や国会などを下見したが、警備が厳重なため狙うことをあきらめ、その後、松本被告が収監されている東京・小菅の東京拘置所に行った。 グループはこのほか、札幌の駅やホテル、青森市内での爆破を計画し、連続テロで日本政府に「教祖引き渡し」を要求、沿海地方に連れ去る予定で、当時の森喜朗首相あての脅迫状も用意していた。 http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2001/1206/nto1206_9.html |