ネットねずみ講：大量の勧誘メール　郵政事業庁係長を送検へ（毎日新聞）

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2001年12月05日(水) 11時41分

　宮城県警生活環境課などは４日、インターネットねずみ講への勧誘メールを大量に送っていた無限連鎖講防止法違反（業勧誘）の疑いで、神戸市灘区城の下通３、薬局事務員、柴村真由美容疑者（４１）を逮捕した。また、東京都豊島区の郵政事業庁係長（４５）を書類送検する方針。

　調べでは、柴村容疑者は昨年４月ごろネットねずみ講に加入し、５人に各２０００円振り込み、最上位を消して自分のリストを最後に加える方式を伝えるメールを多数送信した疑い。同容疑者のパソコンから２２万人分のアドレスが見つかり、７１９人分１４３万８０００円を受け取っていた。

　また郵政事業庁係長は、柴村容疑者の勧誘メールでねずみ講に加入、１８人から３万６０００円を送金されていた。係長はネットで１０万人分のメールアドレスを２万円で購入、うち１０００人に勧誘メールを送信していたと話しているという。

［毎日新聞１２月５日］ ( 2001-12-05-11:41 )