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2001年11月28日(水) 00時00分
事業所に消火器点検で法外な請求！！ 安城署、注意を呼び掛け （中日新聞）クーリングオフ制度の対象にならない事業所で、消火器の点検に訪れた業者から法外な料金を請求されたというケースが、安城市内で相次いでおり、安城署が注意を呼び掛けている。同署によると、十月以降、いずれも工場から三件の相談があった。突然訪れた消火器業者が、現場の従業員らに「消火器の点検に来た。サインをお願い」と契約書にサインさせ、消火器の点検などを実際にして、市販の四倍ほど高い代金を請求してきたという。 十月三日に起きた自動車部品メーカーの場合は、百本の消火器で、百三十五万円の請求がきたという。相談を受けた安城署は「実際に点検しているようで、詐欺などの犯罪には当たらない」と判断したものの、工場などは個人の消費者と違い、訪問販売の契約後に再考して契約を撤回できるクーリングオフ制度で保護されず、同様の“被害”が拡大する恐れがあるとして管内の五百事業所に注意を促した。 安城署は「違法とはいえないが、すきを突いている。従業員の一人ひとりに、むやみにサインしないよう徹底するなど、自己防衛してもらうしかない」と話している。 http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20011128/lcl_____ach_____005.shtml |