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2001年11月08日(木) 00時00分
米のネット詐欺被害総額・平均額とも昨年以上(毎日新聞)全米消費者連盟(NCL)は7日(米国時間)、傘下の「インターネット詐欺監視組織」(IFW)に寄せられた被害状況をまとめた。今年1-10月は被害総額430万ドルで、すでに昨年1年間の330万ドルを大きく上回った。また1人当たりの平均被害額も、昨年の427ドルを上回わる636ドルだった。NCLは寄せられた被害報告は氷山の一角であり、実際の被害総額はこの数倍以上に昇るとみている。 総件数約6800件のうち、最も被害報告が多かったのはオンライン・オークションによる詐欺で、全体に占める割合は63%(昨年は78%)。このほかオークション以外の商品販売、インターネット接続サービス、コンピューター関連製品、クレジットカード発行などが被害上位を占めた。 IFWのディレクターを務めるスーザン・グラント氏は「今年のホリデーシーズンには旅行が減り、オンライン・ショッピングが増えるとの予測が出ているが、これらと詐欺被害の増加を合わせて考えると、どのようにしたらオンライン詐欺やショッピングの被害に遭わずにすむかを理解することがますます重要となっている」と指摘。 詐欺被害にあわないようにするためには、各州や地域の消費者保護団体などで、売り手に関して苦情が寄せられていないか調べること、詐欺にあったときに支払いを拒否できるクレジットカードを使用すること、ブラウザーでセキュリティ・プロトコルを使っているか確認すること、購入する前に商品の詳細情報や価格、配送日数、保証条件、返品料金などを調べること、後で訴訟の際に必要となる情報を印刷して保存しておくこと、などを提言している。 [NCLの発表] (Mainichi DailyMail Internet) http://www.mainichi.co.jp/digital/netfile/archive/200111/08-3.html |