マイライン３２件を無断契約　山形でＫＤＤＩ代理店（京都新聞）

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2001年11月01日(木) 00時00分

　ＫＤＤＩの代理店「アシスト」（青森市）の山形営業所の男性社員（２６）がマイラインの契約書を偽造し計３２件の無断契約をしていたことが１日、分かった。ＫＤＤＩは同営業所に先月３１日付で無期限の営業停止処分を命じ、代理店も社員を解雇した。

　ＫＤＤＩによると、社員は今年６月、山形市などの一般家庭を訪問した際、回答があいまいだった家庭を選んで、自ら申込用紙を記入。市販の印鑑を押して無断でマイラインの加入手続きをしていた。

　契約証明のはがきが届いたことを不審に思った被害者が問い合わせると、代理店は「コンピューター入力を間違えた」などとうその説明をしていたという。

　ＫＤＤＩ本社によると、マイラインの無断契約は同社の判明分だけで、１都１府３県で計１０８８件に上っており、「代理店の監督を強化したい」としている。