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2001年10月29日(月) 22時45分
迷惑メール送信差し止め 横浜地裁、ドコモの申請認める（朝日新聞）自分の携帯電話に意図しない相手から強制的に送りつけられる「迷惑メール」について、ＮＴＴドコモがメール業者に送信停止を求めて仮処分申請し、横浜地裁の板垣千里裁判長は２９日、業者にメール送信をやめるよう命じる決定をした。ドコモが同日発表した。携帯の迷惑メール送信者に裁判所が差し止めを命じるのはこれが初めて。 ドコモ総務部の説明によると、業者は横浜市西区の有限会社「グローバルネットワーク」。申し立てによると、同社は今年６月上旬、１時間で９０万通のメールをｉモードを契約する不特定の加入者に送りつけた。数時間後にも３０万通、また約１０日後には１３万通を送ったとされる。これにより、ドコモのｉモードの正常な利用者にメールの送受信が最大１２時間遅れるなどの被害が出たとしている。 ドコモは迷惑メールが多発した今年春から、送信元のアドレスなどから業者の特定を進め、グローバル社に警告したが、改善されなかったため、７月２７日に横浜地裁に仮処分を申し立てていた。メールの中身は、いわゆる「出会い系サイト」だった。(22:45) |