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2001年10月11日(木) 14時20分
東北電力社員名乗る不審電話相次ぐ 仙台(河北新報)東北電力(本店仙台市)の社員を名乗って仙台市内の一般家庭に電話し、アンケートと称して家族構成や年齢、職業を聞き出そうとする不審な問い合わせが相次いでいることが、11日分かった。同社宮城支店の調べによると、8月中旬に市民からの連絡で気付いた不審電話は、把握しているだけで33件。特に今月5−8日の4日間には21件と集中した。同社は「相手の名前を聞き返すなど、対応に注意してほしい」と呼び掛けている。同社宮城支店によると、不審電話は「東北電力だが、電力使用に関するアンケートに使うので家族構成などを教えてほしい」という内容。市民が回答を拒否すると、「電気を止めるぞ」などと高圧的に言って電話を切るケースも目立った。 こうした電話は8月10−12日にかけて、青葉区旭ケ丘、泉区南光台などで10件あった。その後9月中旬に2件が確認された後、今月5−8日の間に21件と激増。地域は太白区ひより台、同区西中田、宮城県富谷町などにも拡大した。 いずれも東北電力の営業所などに連絡があった事例のため、実際の電話の件数はかなり多いとみられる。声の主は男性の場合が多いが、女性がかけてきた時もある。 同社宮城支店は「顧客のプライバシーを電話で問い合わせることはあり得ない」と話す。宮城県消費生活センターは「何か情報収集の狙いがあるのだろうが、疑問を持った際は質問に答えずにいったん電話を切ったほうがいい」と指摘している。 [河北新報 2001年10月11日](河北新報) |