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2001年10月02日(火) 13時38分
成績不良の社員に“裸の罰”広告出版会社社長を逮捕(読売新聞)大阪府警天満署は2日、月1000万円のノルマを課し、営業成績の悪い男性社員(27)を裸で大阪・キタのオフィス街を歩かせたり、ほかの社員に命じて集団リンチさせるなどしたとして、大阪府箕面市白島2、広告出版会社「グローイング日広」社長桧垣輝正被告(54)を暴力行為の疑いで再逮捕した。桧垣被告は、この社員が退職する際に「給料を返せ」と約1100万円を脅し取ったとして同署に恐喝容疑で逮捕され、先月12日、大阪地検から起訴されている。 調べによると、桧垣被告は昨年10月23日午後11時ごろ、大阪市北区堂島2の雑居ビルにある同社事務所で、営業担当だった男性社員の成績が悪いとして、「教育や」と、ほかの社員8人に命令して顔や尻をけるなどの暴行をさせたうえ、裸にして、「JR大阪駅まで行け」と命令し、約150メートル歩かせた疑い。 この社員は97年に入社。99年ごろから何度もリンチを受けるようになり、今年5月に退職。退職を申し出た際、桧垣被告は「給料を返せ」と自宅に押し掛けるなどし、社員が家族から借りた約1100万円を脅し取っていた。 桧垣被告は暴力行為、恐喝とも事実を認めているという。こうしたリンチは日常的に行われ、同社では2年間で約50人が辞めていたといい、同署はリンチに加わった社員からも事情を聞いている。 (10月2日13:38) |